思いやりのキャッチボール

「金子みすずのこころ」 という本を読んでいる。 「露」 という詩に心ひかれた。 「誰にもいわずにおきましょう 朝のお庭のすみっこで 花がほろりと泣いたこと もしも噂が広がって 蜂のお耳に入ったら わるいことでもしたように 蜜をかえしに行くでしょう」 なんてやさしい思いやりあふれる そしてどこか かなしい詩であることだろう!! 「お花さん、ごめんよ 黙って蜜をもらって悪かったよ」 って蜜をかえしにくる蜂さんのこと 想像してしまった。 そしたらお花さんが 「いいのよ、そんなこと。気にしないで」 って、蜂さんに気をつかって言うのだ。 ほんわかした思いやりの キャッチボールは ふわふわとやわらかいボール。 ぶつかってもけして痛くない。

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